3月5日(日)22時放送の「日曜日の初耳学」の新企画である「初耳ギフテッド」に紀平凱成(カイル)さんが出演されます。
3歳の時に医師に発達障害である自閉スペクトラム症と診断されたそうです。
多くの困難があったようですが、2019年春に紀平凱成さんが18歳の時にホールデビューし、ピアニストとして歩み始めました。
そこで今回は紀平凱成さんについてこのように記事をまとめてみました。
- 【紀平凱成】自閉症ピアニストの経歴は?
- 【紀平凱成】の驚愕のエピソードは?
- 【紀平凱成】の家族について
【紀平凱成】自閉症ピアニストの経歴は?
紀平凱成さんは、福岡県福岡市で2001年4月2日に生まれました。
カイルさんの名前の由来は、イルカのように自由で人を幸せにできるようにとの思いでつけたそうです。
素敵な名前ですよね。
3歳になってから医師に正式に自閉スペクトラム症と診断されました。
発達障害の自閉スペクトラム症は、脳機能の障害なので完治することはないと言われた時に落ち込んだ母親にぎゅっと抱きしめたり大好きなイチゴをあげたりとても空気が読める優しい子だったようです。
紀平凱成さんは、幼少期から絶対音感もあり耳コピして演奏する上、アレンジも自由にしていたそうです。
小学1年生のときには、将来の夢は「ピアノを弾く人になりたい」とすでに将来について考えていたそうです。
その当時のYouTubeを見つけることができました。
小学5年生の頃から視覚過敏や聴覚過敏が酷くなってしまい、ピアノやイヤマフをつけて苦しみながらもピアノを弾く時期が数年間も続きました。
紀平凱成さんは、そんな苦しい中でもピアノへの夢を一途に追いかけ続けました。
2015年には、東京大学と日本財団が進める「異才発掘プロジェクト」の第1期ホーム・スカラーに選出されました。
そして、難易度の高いニコライ・カプースチンの曲を超絶技巧で弾きこなし国内外で数々の賞を受賞しました。
2017年には、イギリスのトリニティ・カレッジ・ロンドンの上級認定試験合格と同時に”Exhibition Award”(奨励賞)を受賞しました。
2018年には、同大学の”Diploma”(学士資格)を取得しました。
紀平凱成さんは、17歳の時にデビューを果たしました。
2019年にはCD「Miracle」でデビューし、2021年にはフルアルバムの「FLYING」をリリースしました。
2020年東京パラリンピックの開会式のクライマックスで使われた楽曲のピアノ演奏も担当しています。
2021年の24時間テレビでさだまさしさん作詞作曲の「歌を歌おう」でピアノを演奏されましたね。
【紀平凱成】の驚愕のエピソードは?
紀平凱成さんのエピソードが驚愕なので、まとめていこうと思います。
・過去のスケジュールを分単位で記憶することができます。
・一度通った場所の地図や英語の歌詞などをまるっと暗記することができます。
・作曲は楽器を使わずにメロディーの中に完成させて譜面に写していくことができます。
2歳をすぎた頃にアニメのテーマソングを聞いて電子オルガンで弾いたそうですよ!
さらにギターのコードを勝手に調整するなどまだ物心つかない頃から才能を表していたようです。
・数十年前の曜日などが瞬時に答えられます。
・5歳で√(ルート)の計算を始めたそうです。
凄すぎですて周囲の人は驚愕だったことでしょう。
これも自閉症の症状でもあるようですが、困難な思いもたくさんしたでしょうが素晴らしい能力も手に入れることができたようです。
【紀平凱成】の家族について
紀平凱成さんの家族構成は、父親・母親・カイルさんの3人家族です。
紀平凱成さんは、一人っ子です。
父親の名前は、紀平延久さんでギターを演奏されるそうです。
紀平凱成さんが、小さい頃には楽器をおもちゃ代わりにして父親の膝に座ってたたいたりしていたそうです。
小学1年生の頃には、ピアノを弾く人になりたいと夢を語り父親の延久さんとセッションも楽しんでいたそうですよ。
母親である紀平由紀子さんも大学卒業後にはシンガーソングライターを目指すなど家には、ドラムやギター、電子オルガンなど色々な楽器があり音に触れる機会がたくさんあったようです。
プロのピアニストになった紀平凱成さんの音楽活動をしっかりとサポートされているそうです。
自閉症ピアニスト紀平凱成についてまとめ
紀平凱成さんは、自閉症でたくさんの困難にぶつかりながらもピアノを弾くということを諦めずに突き進んで、現在ではプロのピアニストにまでなりました。
想像以上の苦労がたくさんあったと思いますが、全身で表現しているような力強いピアノを弾けるのは紀平凱成さんならではではないでしょうか。
これからもまだまだ困難もあるかもしれませんが、素晴らしいピアニストである紀平凱成さんを応援していきたいと思います。